外壁塗装の適正価格とは?

塗装の工事金額は会社により様々です。
そして何を求めるかによって選択肢は変わってきます。

•職人直営が比較的金額は安い
•ハウスメーカーや大手企業は金額が高い
•訪問販売リフォーム会社は金額が高い
なぜ安いのか、高いのか説明します。

■職人直営店
本当に職人直営の塗装店であれば中間マージンも無く、人件費、材料費、利益で事は足ります。人件費も職人の人工だけで済み、営業マンの歩合給や人件費も無いです。
利益は会社によりけりですが、粗利益で15%〜20%あれば十分でしょう。
例:外壁塗装 面積30坪、工事金額税込80万円、足場仮設、付帯塗装、シール工事の内容で塗装人件費40万、足場仮設15万、材料費10万、粗利益15万前後になります。
安くて専門業者に施工してもらいたい!そんな方は確実に自社施工の塗装専門店に依頼しましょう。

■ハウスメーカー、大手企業
有名企業なので安心できる、保証が長い。
家を建てたハウスメーカーなので安心と思われがちですが、実際は3次請け、4次請けは当たり前で中間マージンが増え、工事費が増える。広告にお金をかけているのでその分高い。
ハウスメーカーや有名企業に依頼した場合、塗装専門会社の見積もりの40%〜60%割高。
高い所だと倍近くする事もあります。自社職人はいない為、結局、街の塗装屋さんが施工する。金額は高いが実際にかかる塗装に必要な金額はあまり変わりません。
変わってくるのは元請けであるハウスメーカーや有名企業の取り分です。塗装をできるだけ安く済ませたい、施工者が明確な所に頼みたい人はお勧めしません。高い施工費=安心の工事これはイコールにはなりません。建てた所で施工したい方やそのハウスメーカーにこだわりがある方は選ばれるのも良いでしょう

■訪問販売リフォーム会社
施工は激安〜ぼったくりまで様々で実際の所あまり信用してはいけません。自社施工と謳い実際は下請けに丸投げ。
下請けにギリギリの単価で施工させる為、手抜き工事が発生。
営業マンの歩合が発生する為、無駄なコストが増す。それに加えて契約に必死なのでしつこい。歩合は工事金額に比例する事が多いので金額はかなり高いです。(歩合を増やす為)
こちらも塗装に必要な金額は変わらない。もしくは下請け発注金額を安く抑えています。
下請け業者は利益を取れずに手抜きをしたり塗料をちょろまかしたりと必死です。
元請け会社の営業歩合を含んだ粗利益は60%前後以上になり、適正価格とは言えませんね。


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